奇跡の日々。誕生日を迎えるたびに思うこと
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誕生日を迎えるたびに、胸の奥が熱くなる。
「この日をまた迎えられた」ということが、どれほど尊いことか。
生まれた時、医師から言われた言葉を今でも忘れられない。
「下半身に血を送る大きな血管がありません。
そして、唯一血を送っている細い血管も、生後2〜3日でなくなってしまうでしょう。」
その瞬間、目の前が真っ白になった。
何もしてあげられない無力さに、何度も涙がこぼれた。
ただ小さな手を握って、「生きてほしい」と願うことしかできなかった。
それでも——
この子は生きた。
そして今、4歳の誕生日を迎えた。
笑って、泣いて、怒って、甘えて。
どんな時も全力で生きている姿は、まぶしくて、愛おしくて、
「奇跡」という言葉だけでは足りないほどの存在。
現代の医療の力、支えてくれた先生や看護師さんたち、
そして何より、この子自身の“生きようとする力”に、感謝の気持ちでいっぱいだ。
だからこそ、この子の成長を大切にしたい。
小さな変化を見逃さず、できることが増えたら心から喜びたい。
そして、そのためにやれることは、出来る限りしてあげたい。
そんな想いが、私にとって製品を作るきっかけになりました。
ダウン症の子どもたちの笑顔と健康のために、
少しでも力になれるものを届けたい——そう心から思ったのです。
この子が生きているという“奇跡”に支えられながら、
同じように頑張る子どもたち、家族の力になれるように。
だから今日も伝えたい。
「生まれてきてくれて、ありがとう。」
「今日も笑ってくれて、ありがとう。」
そして、
「これからも一緒に、ゆっくり歩いていこうね。」
